去る11日までベトナムで行われた11カ国によるTPP交渉を経て、共同議長国の日本政府は「大筋合意」を発表しましたが、カナダ政府がこれに異論を唱え、首脳会議が見送られるという異様な事態になりました。参加各国の間に重大な意見の不一致が残っているにもかかわらず、日本政府が無理筋で「合意」を演出したものとみられます。
私たちは７月来、TPP11、日欧ＥＰＡ、ＲＣＥＰなどの通商交渉（TPPプラス）について、のべ４回の院内集会を開催し、国会議員とともに各省庁の担当者から説明を受け、疑問点を問いただしてきました。しかし、交渉の経過や内容は、「交渉中である」ことを理由に、ほとんど明らかにされていません。TPPの「合意」をめぐっていよいよ疑問が噴出しているいま、これ以上、秘密の交渉を続けることは許されません。「TPPプラスを許さない！」の声をさらに広げていきましょう。
ついては、下記の通り院内集会と国会前行動を開催します。これまでの行動を上まわる多数の方々にご参加いただきたくご案内申し上げます。
記
「続・TPPプラス交渉をただす！院内集会」
日 時： 12月11日（月）14:00～17:00
場 所： 参議院議員会館B-107会議室
内 容： ①論点整理のための学習会
②政府担当者による交渉経過・内容の説明と質疑
資料代： 500円
「ＴＰＰプラスを許さない！国会前行動」
日 時： 12月11日（月）17:30～18:30
場 所： 参議院議員会館（予定）
よびかけ：ＴＰＰプラスを許さない！全国共同行動
（「ＴＰＰを発効させない！全国共同行動」から改称）
《共同事務局》
・ＴＰＰ阻止国民会議(連絡先：山田正彦法律事務所)
・フォーラム平和･人権・環境（平和フォーラム）
・ＳＴＯＰ ＴＰＰ!!市民アクション(連絡先：全国食健連)
＊参加申し込み・問い合わせ先
０３－５２８９－８２２２（平和フォーラム・市村）
０３－５９６６－２２２４（農民連・町田）
